【AAPL】アップルは低PERに見えるが、ぼくは投資しない理由
こんにちは。ししです。
Yahoo!ニュースにも出ていましたが、アップル(AAPL)、やってくれましたね。
現在の予想PERは約14倍弱、S&P500の予想PER約17倍、一見割安に見えますが果たしてそうでしょうか。
アップルの聡明なビジネスマン肌のCEO、クック氏がiPhoneの販売台数を今後は公表しないと決めました。その理由は明確であり、アップルのiPhoneに対する価格戦略にあります。より高い単価を設定すれば、販売台数は減少する、当たり前のことです。
消費者は敏感です。
ぼくの仕事上でスーパーとお話しすることがあります。商品にもよりますが、5円程度の価格変動でも消費者は敏感に反応します。POSデータを通して消費者動向がはっきりとわかります。
ましてやiPhone。
iPhone3Gの時代は約7~8万円、iPhone 6 Plusで10万円、
今回のiPhoneXSでも12万円越え、iPhone XS Max512Gで18万円になります。
トップモデルだけを比較した場合、2倍以上の値上がり、すごいですね。
余談ですが、ぼくが使っているMicrosoft Surface Pro4 256Gは14万円で購入しました。
これだけ単価が上がれば販売台数が減るのは明白です。
ただ、販売台数を公表しない判断は個人的にどうかと思います。
下図を見ればこれは如何に愚行なのかが明白にわかると思います。
iPhoneが売上高の62%を占めています。非常に偏りがあることがわかります。
そんな中、iPhoneの販売台数が引き続き下落をたどることを投資家に匂わせたら、
アップルの将来に対する不安により売りが殺到するに決まっています。
さらに、全世界の携帯販売台数の動向を見ていきましょう。
iPhoneは全世界の携帯販売数量の約1割強のシェアしか取れてないことがわかります。
前年同期比から見ても成長が芳しくありません。主力商品がこれじゃ先が思いやられます。販売台数だけ見れば、携帯市場自体が後退傾向です。
しかも、iPhone以外のOSはほぼすべてグーグル社のアンドロイドと考えて差し支えありません。
OSの世界においてアンドロイドは約9割と、圧倒的なシェアを誇ります。
ぼくもiOSよりもアンドロイド派です。自由が利きますから。
アップルの主力市場である日本でも、脱iOSの動きが散見されてきましたね。
いくら嗜好品のiPhoneでも、今回の価格戦略でさすがにやりすぎ感は否めません。
iPhoneXの時はよかったかもしれません。斬新ですから。
ただ、携帯電話は技術の発展により買い替え年数が上がっいます。
2018年には買い替え年数が4.3年まで登りました。
アップルがiPhoneXを超える魅力的商品を打ち出せなければ、高価格設定もいずれは破綻すると個人的に思います。
でも、天才CEOクック氏の決断ですので、凡人のぼくの考えに反して、結果的に株主らに利益をもたらす可能性も否めません。
ぼくはAAPLホルダーではないので、ただ静かに見守るだけです。
余談ですが、MSFTの売り上げ構成は下図の通りです。
(単位:bil USD) | 売上高 | 同期比増減 | ビジネス内容 |
ビジネスプロセス | 9.77 | 19% | Office365、Linkedin他 |
パーソナルコンピューティング | 10.8 | 24% | Windows、Surface、Xbox他 |
クラウド | 8.57 | 15% | Azure他 |
何たるバランスの良さ…
「バランス」、好きです。
いつかの機会により詳しくMSFTを紹介します。
それでは、Have a nice day
追記:実はぼくはAirPodsをもっています。斬新的で使いやすいアイテムだから。
アップルがもう少し斬新的な商品を開発してくれたら投資を検討してもいいかもしれません。iPhoneはもういいです。
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